劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語
公開から一週間経過しましたが、連休で時間が取れたので旅行ついでに観てきました。
movix仙台で朝一の回だったものの人の入りはまずまず、ちなみに入場者特典はマミさんのポストカード(?)でした。パンフレットが凝ってると聞いたものの流石に売り切れだったよ…
あらすじ
鹿目まどか。かつて、幸せな日々をおくっていた平凡な一人の少女が、その身を賭してすべての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った。まどかへの想いを果たせぬままに取り残された魔法少女・暁美ほむらは、彼女の残した世界でひとり戦い続ける。
「懐かしいあの笑顔と再びめぐり合うことを夢見て−」
そんな餌に俺が釣られ…
完全新作ストーリーの[新編]ということでネタバレしたら魅力半減、極力回避しなければ…ということで事前のネタバレ踏みには気を使っていました。が、twitterとかネットの評判を見てると否応にもある程度の内容は目についてしまうもの。流石にクリティカルなネタバレは皆気を使ってかワンクッション置いてあったものの- コズミッククレイジーサイコレズ
- さやかちゃん無双
- ブレイクダンスしながら放尿するさやかちゃん劇場版
- マミさんがタオル一枚でおっぱいぶるんぶるん
とか不穏な言葉が並んでて「まさかwネタか誇張でしょwそんな餌に俺が釣られ…」とか思ってたが実際に視聴したら大体あってた、というのが恐ろしい。対照的に後編公開後の予告編で使われてた映像があんまり使われてなかったというのがまぁ…
全力で前に進めたということ
新編→完全新作ということで今回は前2作の総集編とは違い勿論新作である。TVシリーズアニメの劇場版といえば総集編かお祭り的なサイドストーリーが多いが、(総集編はやってしまったしw)新編は一旦終わったはずのお話の続きを純粋に描いている数としては少ないパターンの劇場版になる。お祭り的なサイドストーリーもファンサービス的な展開を盛り込めてそれはそれで楽しい。だが、見終わったあとの一時的爽快感はあるもののあくまで『サイド』ストーリーであり良く言えば後腐れ無く、悪く言えば見なくても特に問題無いとも言える。新編で一番良かったと思うのが今まで本編でやってきた話を全て前提条件にした上で本編を更に前に前にと進めたことだと思う。シリーズの中での重みが半端ない。本編が美談的な終わり方+新編はある意味ウロブチスタイル全開 の影響で結末は「oh…」といった感じになってしまったような気もするが、本編終了後のほむらの願いまできっちり描き切ったのは評価したい。思えばまどかのためだけに一人で無限にループしてた時点でCPLの素質ありましたねぇ…
確かに結末は賛否両論あるとは思うが、面白かったし自分は楽しめた。TV版でも劇場版でもどちらか最後まで見て作品が好きなら色々な意味で一度は見るべきだと思う。特に「タイトルはまどか☆マギカだけど内容はほむら☆マギカじゃん!」という人にはどっちに転ぶかわからないが是非。
デビルほむらは妖艶な雰囲気が黒髪ロングと相まってドMホイホイ感強いのでフィギュアとか出るとよいですね…アルティメットまどかと対になるような感じで。もう企画とかされてそうだが
魔法少女まどか☆マギカ Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版) アニプレックス 2013-12-25 |