THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!

公開初日にMOVIX仙台で2回目の舞台挨拶のライブビューイング付きで観てきました。最速上映も結構やってる所は多かったみたいですが…流石に冬に深夜の高速を長時間運転は辛いのでそこは妥協。舞台挨拶見たかったしね。
念の為にネットで予約開始日に座席を確保したのですが、数時間遅れるだけでいい席はほとんど埋まってました。当日は満員御礼。東北は仙台だけしか上映してないのですが、もうちょっと上映館多くてもいいんじゃないかな…。
そして案の定伸びる物販列。最長で90分くらいだったらしい。流石にパンフレットは余裕でしたが(文字数多くて読み応えアリですよ)2回目上映後はタオル以外ほぼ売り切れ状態で、もう物販は商品サンプルと注文書だけ並べて後日お届けでもいいんじゃないかなー?とはちょっと思った。


舞台挨拶(2回目)

ライブビューイングで上映前に行われる舞台挨拶を視聴。舞台挨拶に限り光り物は解禁されてましたが、そもそもビューイング会場だと振る人が数人程度だったので念の為にキンブレ忍ばせていったのですが結局使わずw 1回目の舞台挨拶は上映終了後でネタバレOKだったので出演者の皆さんも話しやすかったみたいですが、上映前でネタバレ禁止だったので色々苦労されてました。

  • 滝田さん、ネタバレ風味な所をチョメチョメと略してトークするので春香と千早がチョメチョメとか意味深な具合に
  • 久々に復帰した平田さん、猛烈なゆきまこ推し
  • 作品に対する思い入れのあまり暴走気味なミンゴス、高槻さんとっても可愛い!とか言い出しそうな塩梅
  • あずささんはいやしの女神だが、キングは相変わらずいやらしの女神
  • 記者向けの写真撮影の前に中村先生がナチュラルにミンゴスのネックレスを手直しして上げててごちそうさまでした


眠り姫

ある意味恒例っぽい劇中劇。今回は百合学園異能物?ライブシーンはともかく、本編はそんなにアクションや派手なシーンがあるわけでもないのでその皺寄せかこちらは演出が派手派手だったり突き抜けた感があって楽しめました。こっちもちゃんとした劇場版で見たいなw

  • 女学校物らしく全体にあふるる濃厚な百合の雰囲気
  • おひめちんの悪役が安定しすぎて困る
  • 春香「アイドルって…一体何なの?」→観客「(本当に何なんでしょうかね…)」


本編

良作ではあった。グリマスの存在自体が許せない!っていう原理主義者以外は旬なうちに見ておくと良い。
綺麗にまとまって終わっていたTV版に新たな要素をブチこんで劇場版らしく単体で今までのまとめとこれからの足掛かりを作るってのを意識して作られてるなーと感じた。グリマス勢が公式サイトの扱いよりかなり本筋に絡んでくるが、あくまでも主役は765勢でありその領域は侵さない辺りのバランス感覚は素晴らしかった。
号泣…はないかなーwって感じだが時々アイドルの成長ぶりにうるっとくる。春香、伊織、雪歩辺りが優遇されていたかな。特に伊織は(リーダーではないにせよ)今回のMVPと言ってもいい。元々わがままに見えてその実気遣いができるいい子ではあったが、先輩のアイドルとしての後輩に対する態度や理想と現実を見据えた的確な助言など精神面での成長が著しい。
気になった所としてはグリマス勢の人選がある。モバマスもグリマスも「嫌いじゃない…っていうか好き!」なスタンスなのでグリマス勢が出ること自体は賛成なのだが今回の人選は多少納得がいかない部分もある。今回のグリマス勢では矢吹ちゃんと志保がメインだが、それは未来ともがみんでは駄目だったのだろうか?今回のオチの一端は確かに矢吹ちゃんじゃないと不可能なところはあるが「太ったから」は別に無くても…という気はする。まずシナリオありき、でそれに使える人をメインに据えたなら理解はできるが。


劇場版クオリティで、765Proの面々の成長っぷりを改めて確認できる映画として事前の予想通り程度には楽しめる。が、(春香はリーダーとして大変でしたが)直接的に被害が及んでいるわけでもないのでTV版の最終話付近程には盛り上がらなかったかな…という印象。2nd visionの総まとめなんですかねぇ…?
最後のライブシーンは新曲をいきなりフルで使ってるのだが映画館なのでリウムもコールもできないのが地味に辛く感じた。公開翌日からSSAライブの一般販売が始まるのは策士だなw

B00GUABOWW劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 』オリジナル・サウンドトラック(初回限定盤 CD+Blu-ray Audio 2枚組)
音楽:高田龍一
日本コロムビア 2014-02-04