DRAGONBALL EVOLUTION

色々な意味で話題沸騰中の、3月13日(金)に封切りになったドラゴンボール実写版。「これは…(駄目な方向に)凄まじい物が見れるかもしれねぇ…!」ということでレイトショーで観てきました。友人を誘うも

「映画観にいこーぜー」
「何行くの?」
「ドラゴンボーr」
全力で却下

ってことでソロ突撃で…そうさ!今こそアドベンチャー!!
そりゃ初日じゃないですよ?かつレイトショーですよ?でも公開二日目で劇場の入りが1/4に満たないってどういうことよw


あらすじ

悟空は祖父と二人で武術や氣を操る修行をしながら暮らすごく普通の高校生。祖父と「喧嘩しちゃ駄目だ」という約束をしているので、学校ではいじめっ子相手に反撃すら許されなくフラストレーションの溜まる毎日を過ごしていた。
そんなある日、ロッカーが開かなくて苦労していたチチを手伝って、そのお礼にパーティに招待されることに。普段から「女の子の口説き方とか!モテ方とか!!もっと役立つことを教えてくれよ!!」と祖父に話していた悟空は我が意を得たり、と喜んでパーティに出向くが、祖父になにかあったことを敏感に感じとりパーティを途中退席してしまう。
実家に戻ると、祖父がピッコロ大魔王とその手下に襲撃されて命を落としかけていた。そして、死ぬ間際に祖父が語る衝撃の事実…

2000年前に地球を滅ぼしかけたピッコロ大魔王が復活した。

次の日食が起きる日には、ピッコロの第一の部下である大猿が復活してしまう。

ピッコロの野望を食い止めるには7つのドラゴンボールを集めて願いを叶えるしかない!(の?)

祖父の遺言に従い、形見のドラゴンボールと共に亀仙人を探しての旅を決意する悟空。旅の準備をしている中、何者かが悟空の持つドラゴンボールを狙って崩れた実家に侵入してきて―


('A` )

ブルマ:平野綾
ナマステ-
俺が世界最強だー」と雄叫びを上げるチョウ・ユンファはもっと仕事選んで!
ナマステ-
敵の死体を順に並べて橋を作る悟空(主人公)に対して「こいつは凄いぜ…!」と賞賛する亀仙人
ナマステ-
本人+部下一人(謎の女)で世界征服を狙う妙に志の高いピッコロ大魔王
…くらいしか印象に残ってないよ!


原作のドラゴンボールを期待してると全然ダメなんだが、ネタ作品としても吹っ切れてないっつーか良心の呵責が感じられるといいますか。監督はこの材料でよくやったと思うよ?B級アクション映画と「わかってて観る」ならそれなりに普通に観れる気がするのが、また…。「ハリウッドが独自解釈で実写化すればこうなりますよねー」⇒「ですよねーw」で済ませたくなるデキでした。
観終わって、あの「ホイポイカプセル凄ぇー」と語ってるCMは実に巧妙だと感じた。確かに、カプセルは凄かったし、何より内容にあまり触れてないのが確信的。この内容でありがちな「感動しました!」「泣きました!」だ、と…。
あと、万が一、観に行ってしまった場合、スタッフロールが流れてもしばらく眺めていた方が良い。怒涛の衝撃をもたらすオチがつく。ある意味必見。