「……今すぐ竜脈を制御できなくてもいいと思います」 「あなたに焦る必要はありません。このままゆっくり練習すれば……なんですか？」 「……あ、ありがとう」 「なぜ礼を言うのですか？」 「だから、その……」 「その、励ましてくれたんだろ。だから礼を言っとこ…

「ねえ、霧沢くん。……女の子が男の子を好きになるのに、理由なんてないのよ」 あらすじ鈴鹿党首の証でもある宝刀【つうれん】を繁栄派に奪われ、親友だった歩摘も敵になった。さらに、「母が姉を手にかけていた」という忘れていた記憶が枯葉の存在意義を揺さ…

今回は二日目だけ一般参加ということで、これから夜行バスで東京に向かいます。 二日目しか参加しないとはいえ、今回の目当てのジャンルの大部分が二日目に偶然集結したのは運が良かったのだろうなぁ。元々はお盆休み中に仕事が入る可能性が高かったため、ス…

前作が、全く期待してなかった割には想像以上に面白かったので、盆休みで時間が余っていることもあり封切り初日に観てきました。 ただ…客の入りが…「本当にこれが盆期間の封切り初日の映画か？」と思ってしまうほどの少なさ。レイトショーなのもあるのでしょ…

「っふ……やはりその程度の嗜虐では、彼のマゾヒズムは満足できないのよ」 黒猫は靴の踵をｶｶｯと踏みならし、その鋭利さを強調した。 「……なら、私が踏んであげましょうか？ほうら、仰向けになって御覧なさい？」 邪気眼ｺﾞｽﾛﾘ中学生ﾒｲﾄﾞに「兄さん」とか言われ…

2009年上半期ライトノベルサイト杯に投票します。 上半期の序盤は結構頑張ってたんだがなぁ…変動枠方式になったので新規7:既存3で新規作品部門耳刈ネルリと奪われた七人の花婿 (ファミ通文庫)うき エンターブレイン 2009-06-29【09上期ラノベ投票/新規/97847…

「どんな子供を、産むかは――」 「女性の勝手です。いいから、遺伝子の保存袋でしかない男性は、黙って精子を提供しなさい。あなたが抵抗しても、本能はそれを求めているでしょう？」 あらすじ1999年。半信半疑で語られ続けた大予言が、大いなる肩透かしとな…

「力を合わせるだと？力を合わせる必要などない」 「舞台には私の力が存在するのみだ。王である私の力が。汝らは奪われた花婿として、村娘として私を畏れ、そして――」 「侍女として私をうやまえばよい。簡単な話だ。どうして緊張などする必要があろう」 「我…

■角川スニーカー文庫 1日 R-15 こんにちは、ぼくの初恋 伏見ひろゆき イラスト：藤真拓哉 あずけて！時間銀行 ご利用は計画的に いとうのぶき イラスト：Tiv ばけてろ 成仏って、したほうがいいですよね？ 十文字青 イラスト：みことあけみ テイルズ オブ ヴ…

休職中に劇場で時かけを見て(他の人の評判を聞いてからですが)想像以上に満足し、その後『ぼくらのウォーゲーム』で小さいお子様向けとは思えないｸｵﾘﾃｨに驚愕し、ある意味細田信者になった私的には外せないこの夏の大作『サマーウォーズ』。仕事あったんで初…