劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
わかってやっているチープな演出が楽しすぎるTRICK、最近TVで劇場版の過去作が入ってたりしたのでまんまとのせられて封切日に観てきました。
初日の夜ということもあって、劇場の入りは邦画にしてはまずまず盛況。見てる最中に結構頻繁に笑い声があがってたのがこのシリーズらしかったかもｗ
あらすじ
絶大な力を揮う霊能力者“カミハエーリ”が村人を治める万練村で、そのカミハエーリが亡くなった。100日以内に次代のカミハエーリを決めなければ村に災いが訪れるという言い伝えがあり、村では掟に従い、最強の霊能力者を選ぶべくバトルロイヤルが開かれる。これに参加して大金をせしめようと企む売れないマジシャン奈緒子と、馬鹿げた風習をやめさせるために村民に招かれ渋々やってきた物理学者の上田の運命やいかに？テラ平常営業
開始早々、ドットーレ、ドットーレさんじゃないか…
ファイアー！！
上田の新著：IQ200
恒例の山田のチャイナ服→ふぅ…
と、劇場版なのにある意味テレビ版と同等の展開やネタが頻出。が、この作品の場合それが悪いわけではなく観客の方も期待して見ている節があるので全然おｋ…というよりは、それがいい。確かに劇場版だけあって尺が長かったりゲストが豪華だったりもするが、いつものノリがあんな感じなので特に演出が豪華というわけではなく、めっさ平常営業。
内容に関して。まず、主犯格の松平健さんの起用がなかなかいいチョイス。いかにもなニセ霊能力者の風体ながら極端にビジュアル方面に走らない松平さんが散発的に入れる暴れん坊将軍やらマツケンサンバのネタには劇場内でも笑いの声がｗ あとは…まぁ…いつも通りっちゃいつも通りなんだが…劇場版3作目にして過去作品とのリンク要素があったのは目新しかったかもしれない。あれはネタとして割り切って見る物なのかもしれないけど。
結果的には期待していた物は存分に観せてもらったので、面白かったと言える。面白かったのだが、間違っても「感動しました！」とか「大迫力でした！」とかそういった崇高な物を期待して見てはいけないｗ 普通にコメディとしても取っつき易いとは思うのでシリーズ初見でも笑えるとは思うのだが、やっぱりこれはシリーズを知っていてそれでも好きな人が楽しむべき映画だとは強く感じた。やってることが基本いつもと一緒なのでぶっちゃけこれ尺以外無視すれば別に映画館でやらなくてもいいんじゃｒ
 | トリック 10th Anniversary Memorial Soundtrack 辻陽 EMIミュージックジャパン 2010-05-05 |
