「“文学少女”と繋がれた愚者」
有名文学作品を題材にしたミステリ風味の物語。
今回は「友情」でした。
作中劇で「友情」が題目に。
そのままじゃん。
とか思ってたら、微妙にアレンジが加わって「友情」ならではの三角関係が発足。
前作ほど原作に引きずられてはいないので今回は原作読まなくても平気…かなぁ。
ピース自体は少ないのであまり選択の余地はないとはいえ、自分の浅い考えで展開を予想しつつも人間関係にどんでん返しがあり楽しめた(ヒントも少ないから予想できないとは思うけど)
そして関係ないと見せかけて…な最後のアレ
手紙要素に頼りがちな気もするけど、一冊の内できっちり決着をつけつつ大筋も進めているのはなかなか良かった。
今回精神的成長を果たした井上君がどんな事態に陥るか?次巻にも期待。
琴吹さんは残念でした(´・ω・`)
“文学少女”と繋がれた愚者
posted with amazlet on 07.03.10