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「月光」

「今度はいつ家に遊びに来てくれるのかしら?」 「あのような夜を体験したにも関わらず、再び君の家へ行きたいと願う奴がいるかどうか聡い君なら判らないわけがないよね?」 「来週の土曜日の夜が空いているわ。その日も母の帰りが組合の会合で遅くなる予定…

「耳刈ネルリと奪われた七人の花婿」

「力を合わせるだと?力を合わせる必要などない」 「舞台には私の力が存在するのみだ。王である私の力が。汝らは奪われた花婿として、村娘として私を畏れ、そして――」 「侍女として私をうやまえばよい。簡単な話だ。どうして緊張などする必要があろう」 「我…

「“文学少女”と慟哭の巡礼者」

「八歳もサバ読んで、なんにもできないふりして、井上を引き止めて、甘えて、縛りつけて、苦しめて、それで満足なのっ!あんた、やっぱり最低だっ!」 「指も満足に動かせないやつが、いつもさらさらの髪で、きちんとした格好して、いい匂いさせて――!お、女…

「銀盤カレイドスコープ vol.9」

7,8,9と一気に読了。 7はともかく8,9は続けて読むべき。 最優先事項。 8,終盤で五輪も終わりに近づき、9どうするのかなぁと思っていたらよりによってあんな事に… 9巻は直前まで中身見ない方が良いです。 結末はお約束な感もあるものの相変わらず燃える展開で…