アイアンマン2

最近映画観に行く機会が多かった→予告編で気になったコンボで、封切り二日目にして観てきました。1もマブカプとかに出てたキャラで気になってたんだが、結局劇場に観に行くことは無かったので、家に置いてあったDVDで予習。スパイディーやらX-MENやらなにかとシリアスに持って行きがちなハリウッド系アメコミシリーズでは割合エンタテインメントに徹してて1も結構面白かった。
劇場に入ると観客は4〜50人程度で、地方のレイトショーで公開間もなくの映画にしては平均的なところ。何故か隣の席の中高生がカプセルサウンドガイアメモリをめっさ購入した後らしく次々と開封してたのが印象にr


あらすじ

トニー・スタークが自らアイアンマンであると公表してから半年後。紛争を鎮圧し世界平和のために貢献しようとするトニーだったが、その一方的な武力介入が独善的とみなされ、合衆国はトニーに対しアーマーの引き渡しを求める。トニーは断固として要求を拒否するが、アーマーの動力源にして生命維持装置でもあるアーク・リアクターの副作用により、その体内は着実に毒素に蝕まれつつあった。トニーは命あるうちに使命を全うすべく、スターク・インダストリーズ社長の座を秘書のペッパー・ポッツに譲り、新たな秘書としてナタリー・ラッシュマンという女性を迎え入れる。
一方トニーの父ハワードに深い恨みを抱くアイヴァン・ヴァンコは、自らの手で小型のアーク・リアクターを作り上げ、さらにリアクターを動力源として動く武器を開発。モナコにてF1グランプリに参加中のトニーを急襲しようとするが―


前作の純粋なバージョンアップ版という感じ

予想を超えて凄いというわけではなかったのだが、続編として観客が見せて欲しいものが概ね内容に含まれていて純粋に続編としては合格点。ハリウッドのエンタメ系ヒーローアクションとはこういうものだ!という感じで素直に面白かった。
前作もクライマックスのアイアンマン同士(?)の戦闘はかなり盛り上がったが、今回はそれに匹敵する見所がいきなり序盤に→終盤のクライマックスは明らかにそれ以上というサービスっぷり。その辺りは、流石に最初っからスーツがある程度完成してしまっている続編の強みか。前作以上にスーツ絡みのバトルシーンが多くなっていて見ごたえがあった。ただ、前作終盤の電池容量の問題に似たような感じで体内毒素の数字を強調してたのは、「完調だったらそりゃ無敵でお話つまらなくなるから縛りは必要だよねー、でもあとから謎技術で克服しちゃうんだよね?」という気持ちが強く出てしまって色々と思うところはあったのだが。弱点を克服してパワーアップとかはヒーロー物の王道だし、そういう意味では必要…かしら。しかし完全に復活したアイアンマン無双やら、友人のウォーマシンと共闘、最後の〆の必殺技は…とかは無駄にお約束お約束していてこれは逆に良かったぜ。小難しくなくていい。
あとは主人公が持ってる空気のなせる技といいますか、どんなにシリアスな展開になったとしても一抹のユーモアを感じさせる演出が随所にあったのは他のアメコミ物と比べてアイアンマン独特で良かったんじゃないか。秘書無双とか、そこだけ違う映画みたいだったぜ…そしてローズが「トニーは以前と変わってしまった!」と言うシーンは体を張ったジョークでしたか?(ローズだけキャスト変更)


エンタメ要素に溢れた本編と比べると文字だけのスタッフロールはクソつまらないけど、最後にちょっとしたシーンがあるから最後の最後まで席を立たない方がいいかもしれない。今回も続編作る気満々だぜ…!というか雷神さん参戦?まじで?

B0039M41YMアイアンマン2
AC/DC
SMJ 2010-04-28